豊田地区
旧豊田町域を中心に、天竜川東岸の暮らし、農地と集落、東海道の渡し、古墳や寺社の記憶が重なる地区。銚子塚古墳、池田の渡し、行興寺の長藤、加茂・寺谷、東海道新田など、層の厚い歴史を伝えます。
豊田は、天竜川左岸に広がる町です。江戸時代には池田の渡しで東海道と結ばれ、熊野御前ゆかりの行興寺には、国の天然記念物「熊野の長フジ」が今も花を咲かせます。富岡村・井通村という二つの旧村が水と台地に向き合いながら茶園や新田を開き、昭和30年に豊田村、昭和48年に豊田町となりました。加茂大念仏や賀茂神社の特殊神饌など、旧村ごとの祭礼も豊かに残ります。このページは、その豊田の記憶をたどるための入口です。まずは三つの扉から、どうぞ。
はじめて豊田を読む方へ ── 三つの入口
母への孝心から都を離れ、池田に帰ったと伝わる熊野御前の物語。
天竜川を舟でわたった東海道の渡し場。川と街道の記憶をたどる。
三村鼎立の明治から、昭和30年の大合併による「豊田村(のちの豊田町)」誕生までの歩み。
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| No. | タイトル | テーマ | 概要 | 公開日 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 銚子塚古墳 ── 遠江を治めた王の墓 | 沿革/記憶 | 磐田原台地に築かれた前方後円墳・銚子塚古墳の規模・築造年代・副葬品を手がかりに、… | |
| 2 | 一言坂の戦い ── 本多忠勝の殿軍をめぐって | 沿革/記憶 | 元亀3年(1572年)、武田軍の遠江侵攻に際して戦われた一言坂の戦いと、本多忠勝… | |
| 3 | 池田の渡し ── 天竜川をわたる東海道 | 沿革/交通/記憶 | 東海道が天竜川を渡る池田の渡しの成立(家康証文伝承)、渡船場の機能・運営組織・助… | |
| 4 | 熊野御前ものがたり ── 池田に生きた伝説の女性と行興寺 | 沿革/社寺 | 池田荘に伝わる熊野(ゆや)御前の伝説を、『平家物語』の熊野・謡曲「熊野」・行興寺… | |
| 5 | 「新田」と名のつく土地 ── 江戸の開発が刻んだ地名 | 沿革/記憶 | 「新田」を含む豊田の地名を手がかりに、江戸期の新田開発の歴史と、地名が刻む開発の… | |
| 6 | 行興寺と熊野の長藤 ── 池田に息づく熊野信仰 | 沿革/社寺/祭り | 池田・行興寺の縁起と、熊野御前ゆかりと伝わる天然記念物「熊野の長藤」、池田荘の熊… | |
| 7 | 池田荘と「葛巻」 ── 地名に残る中世の荘園 | 沿革/記憶 | 中世の荘園・池田荘と、地名「葛巻」に残る荘園の痕跡を、荘域・地名由来を諸説併記し… | |
| 8 | 天竜川に架けられた船橋 ── 新田義貞から朝鮮通信使まで | 沿革/交通 | 天竜川に臨時に架けられた船橋の歴史を、新田義貞の伝承(中世)から近世の大名通行・… | |
| 9 | 加茂大念仏 ── 盆の念仏行事と供養の記憶 | 社寺/祭り/暮らし | 加茂に伝わる大念仏(盆の念仏行事)の所作と供養の意味を、遠州大念仏の系譜と犀ヶ崖… | |
| 10 | 旧東海道と国道1号 ── 磐田バイパスが変えた道の地図 | 沿革/交通 | 旧東海道から国道1号・磐田バイパスへの「道の主役交代」が地域をどう変えたかを、道… | |
| 11 | 上万能「挑燈野」 ── 古戦場と伝わる野の名 | 沿革/記憶 | 上万能に伝わる「挑燈野」という地名と、そこが一言坂の戦いの古戦場だったとする伝承… | |
| 12 | 大めし祭り ── 大飯を供える農村祭礼 | 社寺/祭り/暮らし | 富里に伝わる「大めし祭り」の所作と意味を、公式確認事項を史実、豊穣祈願・通過儀礼… | |
| 13 | 旧豊田町の地名 ── 土地の記憶を読む | 沿革/記憶 | 旧豊田町(天竜川左岸)の地名を川・田・道・屋敷と祈り・台地の五類型に腑分けし、加… | |
| 14 | 熊野絵巻 ── 池田の熊野信仰と中世交通 | 沿革/社寺/交通 | 池田・行興寺に伝わる熊野絵巻(県指定)を、絵巻という語りの形式・中世の熊野信仰・… | |
| 15 | 富丘・東原 ── 台地に開けた「原」と「丘」のまち | 沿革/記憶 | 富丘・東原という「原」「丘」の地名から、磐田原台地の水条件と近代の宅地化を、低地… | |
| 16 | 渡船を支えた助郷 ── 定助郷・大助郷と池田の渡し | 沿革/交通 | 池田の渡しの渡船を支えた助郷制度(定助郷・大助郷・五種の役)と、街道の負担が周辺… | |
| 17 | 加茂・寺谷の歴史 ── 台地と谷が育てた村 | 沿革/社寺/記憶 | 加茂・寺谷(豊田北部)の歴史を、寺谷用水・寺社・地形の観点から、用水諸元を史実、… | |
| 18 | 賀茂神社の特殊神饌 ── 神饌のかたちから読む加茂の食と信仰 | 社寺/祭り/暮らし | 加茂・賀茂神社の特殊神饌(県指定)のかたち・調製・供献を、海・川・里の生産圏とし… | |
| 19 | 弥藤太島・気子島 ──「島」のつく地名と低地の暮らし | 沿革/記憶 | 弥藤太島・気子島という「島」のつく地名から、天竜川左岸の自然堤防(微高地)に生き… | |
| 20 | 大名と渡船の特約 ── 紀州藩・尾張藩・仙台藩と池田村渡船方 | 沿革/交通 | 池田村渡船方と紀州・尾張・仙台・福井の各藩とのあいだに結ばれた渡船の特約(参勤交… | |
| 21 | 森下・森本・立野 ──「森」と「立野」の地名を歩く | 沿革/記憶 | 森下・森本・立野という「森」「立野」の地名から、台地と平地の境の地形・開発を、立… | |
| 22 | 「町内史跡めぐり」60選を読む ── 昭和53年、豊田町を歩いた記憶 | 沿革/社寺/記憶 | 昭和53年に豊田町郷土を研究する会がえらんだ「町内史跡めぐり」60選を、史跡解説… | |
| 23 | 東海道新田の歴史 ── 街道沿いに拓かれた土地 | 沿革/交通/記憶 | 東海道沿いに拓かれた「東海道新田」の開発史と、宿場と新田がむすんだ近世の景観を、… | |
| 24 | 「堤外」と「内郷堤」 ── 天竜川の堤が分けた土地 | 沿革/記憶 | 「堤外」「内郷堤」という天竜川の堤にまつわる地名から、堤防が分けた土地と暮らしを… | |
| 25 | 上新屋「半場名」を読む ── 人名・屋号が地名に残るしくみ | 沿革/記憶 | 上新屋に残る「半場名」という小字を入口に、天竜川左岸の新田開発と、人名・屋号が地… | |
| 26 | 池田やかた祭りを読む ── 無形民俗文化財としての祭りと記憶 | 祭り/暮らし/記憶 | 豊田・池田の池田やかた祭りを、市指定無形民俗文化財という制度的枠組みと地域の記憶… | |
| 27 | 熊野絵巻を読む ── 熊野・千手・朝顔、三人の女性の物語 | 社寺/暮らし | 行興寺に伝わる熊野絵巻の詞書を、熊野だけでなく千手・朝顔という二人の女性も描く物… | |
| 28 | 行興寺の近世史 ── 家康朱印地の伝承と江戸期古文書を読む | 沿革/社寺/記憶 | 行興寺に残る江戸期の嘆願書・減免願などの古文書から、慶長8年(1603年)に徳川… | |
| 29 | 豊田の成り立ち ── 富岡村・井通村から磐田市合併まで | 沿革/記憶 | 豊田地区の成り立ちを、富岡村・井通村から豊田村・豊田町、平成の磐田市合併まで、沿… | |
| 30 | 天竜川池田の渡船 ── 家康の証文から始まった渡し場300年 | 沿革/交通/記憶 | 天竜川池田の渡船を、徳川家康の証文に始まると伝わる渡し場300年の記憶として、証… | |
| 31 | 外国船の来日と池田の渡船 ── ラクスマンから幕末の動揺まで | 沿革/交通/記憶 | ラクスマン来航から幕末に至る対外的動揺が、天竜川池田の渡船にどう波及したかを、大… | |
| 32 | こひめっこの墓 ── 赤池に400年伝わる真田の姫の伝承を読む | 沿革/記憶 | 赤池に伝わる「こひめっこの墓」を、真田幸村が幼い姫を赤池の藤原氏に託したという4… | |
| 33 | 帯金家長屋門を読む ── 家康の恩義に由来する姓の伝承 | 社寺/記憶 | 上本郷の帯金家長屋門と、元亀年間の徳川家康逃避行に際し帯の間から金を与え「帯金」… | |
| 34 | 熊野伝統芸能館を読む ── 芸能を保存する場と信仰の記憶 | 社寺/暮らし/記憶 | 豊田・池田の熊野伝統芸能館を、熊野(ゆや)ゆかりの芸能を保存・継承する場として、… | |
| 35 | 天竜川の氾濫と仮渡船 ── 文化13年・文政11年の大洪水を読む | 沿革/交通/記憶 | 文化13年(1816年)・文政11年(1828年)の天竜川大洪水と、渡船が流され… | |
| 36 | 渡船を支えた助郷 ── 定助郷・大助郷と助船・助人足の制度 | 沿革/交通/記憶 | 天竜川池田の渡船を支えた助郷制度を、定助郷・大助郷・助船・助人足という近世の賦役… | |
| 37 | 渡船経済のしくみ ── 船賃の分配・船勧進・堤防修理の経済史 | 交通/暮らし/記憶 | 天竜川池田の渡船を、船賃の分配・船勧進物・堤防修理という経済のしくみから、収支の… | |
| 38 | 大通行と池田の渡船場 ── 琉球使節から見付宿の歎願まで | 沿革/交通/記憶 | 参勤交代・将軍上洛・琉球使節参府などの「大通行」が池田の渡船場と助郷の村々にもた… | |
| 39 | 天竜川を渡る ── 渡船・助郷・橋の三百年を総合する | 交通/記憶 | 天竜川池田の渡船から橋への三百年を、渡船・助郷・仮渡船・大通行・渡船経済・架橋の… | |
| 40 | 磐田の新田開発を総合する ── 天竜川と遠州灘が生んだ村々 | 沿革/記憶 | 東海道新田・合代島・太郎馬新田・清庵新田・半場名など磐田の新田開発を扱った各論を… | |
| 41 | 磐田の女性たちを読む ── 熊野・千手・朝顔・善苗尼をめぐって | 暮らし | 熊野絵巻の熊野・千手・朝顔、国分寺復興の森本善苗尼など、記録に残る磐田の女性たち… | |
| 42 | 磐田の芸能と文化を総合する ── 絵巻・芸能館・文人画・音の記憶 | 祭り/暮らし | 熊野絵巻・熊野伝統芸能館・遠州文人画・福田の音楽活動を扱った各論を横断し、地方に… | |
| 43 | 伝承と史実のあいだを総合する ── 家康・真田姫・幻の城をめぐって | 記憶 | 徳川家康の築城伝説(城之崎城)・帯金家の賜姓譚・真田の姫の伝承(こひめっこの墓)… | |
| 44 | 広重「見附 天竜川図」を読む ── 霧の川に描かれた磐田 | 広重の東海道五十三次「見附 天竜川図」は宿場の賑わいではなく川霧に沈む天竜川の渡… | ||
| 45 | 豊田東小学校と広野北遺跡 ── 台地の上の学び舎 | 学校/記憶 | 磐田市高見丘の豊田東小学校を、磐田原台地、広野北遺跡、豊田北部小からの分離新設、… | |
| 46 | 豊田中学校の戦後史 ── 組合立からながふじ学府へ | 学校/記憶 | 1948年の組合立豊田中学校から、岩田中学校との統合、青春の塔、豊田南中学校の分… | |
| 47 | 一言坂の撤退戦を土地から読む - 坂・沼・提灯野が家康を救った日 | 交通/記憶 | 一言坂の戦いを、武将の武勇伝だけでなく、坂、沼、道、提灯野、一言観音という土地の… | |
| 48 | 磐田で生まれたプチヴェールから産業の記憶を読む | 暮らし/記憶 | 豊田地区の磐田で生まれたプチヴェールを、産業・なりわいの記憶として読み直す。場所… | |
| 49 | 熊野伝統芸能館に残る信仰と文化の記憶 | 祭り/暮らし/記憶 | 豊田地区の熊野伝統芸能館を、文化・信仰の記憶として読み直す。場所、資料から確認で… | |
| 50 | 平氏と遠江国司 ── 平重盛の一族と磐田 | 社寺 | 平重盛の遠江国司就任を軸に、蓮光寺・連城寺・熊野御前へ残る平氏の記憶を、政治史と… | |
| 51 | 「町内史跡めぐり」60選 ── 昭和53年、豊田町郷土を研究する会が歩いた記憶の地図 | 沿革/社寺 | 昭和53年発行『郷土研究資料第四集 町内史跡めぐり』が記録した旧豊田町全域60か… | |
| 52 | 天竜川池田の渡船 ── 家康の証文から始まった渡し場300年の記憶 | 沿革/交通 | 昭和51年発行『郷土研究資料第二集 天竜川池田の渡船』をもとに、池田渡船の起源、… | |
| 53 | 天竜川に架けられた船橋 ── 新田義貞から朝鮮通信使まで | 沿革/交通 | 新田義貞の敗走、今川氏親・徳川家康・織田信長の軍勢、大坂冬の陣、そして朝鮮通信使… | |
| 54 | 渡船を支えた助郷たち ── 定助郷・大助郷と助船・助人足制度 | 沿革/交通 | 池田村・船越一色村の渡船専業を支えた周辺村々の助郷制度。定助郷・大助郷の区分、手… | |
| 55 | 渡船経済のしくみ ── 船賃の分配と船勧進物、堤防修理 | 沿革/交通 | 船名敷という持分による収益配分、池田村・船越村が遠江国中から集めた船勧進物、天保… | |
| 56 | 大名と渡船の特約 ── 紀州藩・尾張藩・仙台藩と池田村渡船方 | 沿革/交通 | 紀州藩・尾張藩、奥州仙台藩が池田村渡船方の特定の家と結んだ渡船特約の実態。宝暦1… | |
| 57 | 大通行と池田の渡船場 ── 琉球使節から見付宿の歎願まで | 沿革/交通 | 参勤交代や将軍上洛、琉球使節の参府など、東海道の大通行が池田渡船場と助郷にもたら… | |
| 58 | 外国船の来日と渡船への影響 ── ラクスマンから幕末の動揺まで | 沿革/交通 | 寛政4年のラクスマン来航から嘉永6年のペリー来航、日米和親条約を経て、幕末の動揺… | |
| 59 | 天竜川の氾濫と仮渡船 ── 文化13年・文政11年の大洪水 | 沿革/交通 | 文化13年・文政11年の大洪水で流失した渡船場と、中泉代官所が取り決めた仮渡船の… | |
| 60 | 池田荘の条里制と立券文書 ── 微高地から復元する荘域 | 沿革/記憶 | 松尾神社領・池田荘の立券文書に記された地名と、谷岡武雄博士グループによる航空写真… | |
| 61 | こひめっこの墓 ── 赤池に400年伝わる、真田の姫の言い伝え | 沿革/記憶 | 赤池の墓地に伝わる「こひめっこの墓」。信州上田城主・真田幸村が徳川秀忠に攻められ… | |
| 62 | 帯金家長屋門 ── 家康を助けた恩義に由来する姓 | 建物/記憶 | 上本郷の帯金家に伝わる、元亀年間の徳川家康逃避行の言い伝え。帯の間から財布を出し… | |
| 63 | 少林寺跡の大イチョウ ── 廃寺に残る樹齢300年の巡礼の記憶 | 社寺/記憶 | 海老塚の少林寺跡に残る樹齢300年以上の大イチョウ。遠江四十九薬師めぐり第四番札… | |
| 64 | 万能橋と十分一税一揆 ── 安政4年、3千余人が集結した大騒動 | 暮らし | 天正16年、寺谷用水の工事にあわせて架けられた下万能の万能橋。天竜川を下る物資へ… | |
| 65 | 西之島学校跡 ── 「遠州の三大学校」に数えられた洋風校舎 | 学校 | 明治8年、若宮八幡宮西側に建てられた洋風三階建ての西之島学校。見付小学校・坊中学… | |
| 66 | 皆川陣屋跡と稲荷山 ── 1800石を治めた旗本、皆川氏の記憶 | 記憶 | 一言村・西之島村・匂坂中村・下岡田村にまたがり1800石余を治めた旗本・皆川氏。… | |
| 67 | 水汲坂と禁酒地蔵 ── 一言に伝わる、日本で唯一つの受験地蔵 | 社寺 | 一言南原から一言の里へくだる水汲坂。昭和4年、松本一可氏が恩師の遺志を継いで祭っ… | |
| 68 | 長森こうやく ── 山田与左衛門家に伝わる、東海道みやげの妙薬 | 暮らし | 江戸時代初期から長森の山田与左衛門家が代々製造した「長森こうやく」。あかぎれ・ひ… | |
| 69 | 天竜橋跡 ── 60年にわたり天竜川を渡した木橋の記憶 | 交通 | 明治7年、源平新田と中野町の間に架けられた幅3.6m・延長1175mの木橋「天竜… | |
| 70 | 静大農学部跡 ── 一言・富丘に残る、旧制農林専門学校の記憶 | 学校 | 戦時中は129部隊が置かれ、戦後は師範学校仮校舎、県立農林専門学校を経て静岡大学… | |
| 71 | 豊田山薬師堂 ── 坂上田村麻呂の伝承と40石の朱印地 | 社寺/記憶 | 延暦22年、坂上田村麻呂が東日本征討の際に建てたと伝わる気子島の豊田山薬師堂。徳… | |
| 72 | 神宮山松向寺 ── 浅間山噴火の記録を伝える豊田町最古最大の木造建築 | 社寺/記憶 | 元和5年創立、元禄14年建立の本堂が280年の歴史を持つ豊田町最古最大の木造建築… | |
| 73 | 若宮八幡宮と佐藤繁蔵 ── 28か村を合祀した郷社と、力士になった一言の若者 | 社寺 | 明治6年、28か村の神社を合祀して郷社となった森下の若宮八幡宮。奉納相撲の記憶と… | |
| 74 | 豊田の成り立ち ── 沿革年表・学校区・大字 | 沿革 | 豊田地区の沿革年表・旧町村と大字の対応・現在の学校区と主な大字をまとめた資料ペー… | |
| 75 | 磐田市の閉鎖プールを読む - 市民プールから温水・防災インフラへ | 建物/暮らし/記憶 | 磐田市民プール、旧磐田グランドホテルのプール、学校プールや民間施設の閉鎖から、遊… | |
| 76 | 旧東海道の一里塚・松並木・木戸 ── 1420本から370本へ | 交通 | 正徳2年には1420本あった東海道の松並木は、今は三ケ野・森下・下万能に約370… | |
| 77 | 一言坂の戦いと磐田の戦場地形 ── 姫街道・県道413号・宮之一色一里塚 | 記憶 | 一言坂の戦跡は旧東海道ではなく姫街道系統の坂道にある。現代の「東海道と歴史の道」… | |
| 78 | 天竜川の筏流しと木材流通 ── 東大寺のための浚渫から、ダムによる終焉まで | 交通 | 慶長11年、角倉了以が東大寺再建材木のため天竜川を浚渫し筏流しが始まった。舟運へ… | |
| 79 | 天竜川の堤防・洪水碑・水害記録 ── 昭和49年七夕洪水の記憶 | 記憶 | 明治の改修後もなお続いた天竜川の水害。昭和49年七夕洪水の総雨量・浸水戸数の記録… | |
| 80 | 磐田駅から消えた二つの鉄路 ── 中泉軌道と光明電気鉄道 | 交通/記憶 | 磐田駅、かつての中泉駅を起点に、天竜川水運と地域の産業を支えようとした中泉軌道と… | |
| 81 | 中泉軌道とは何だったのか ── 天竜川水運と磐田駅を結んだ細い鉄路 | 交通 | 1909年に中泉停車場から池田橋方面へ開通した中泉軌道。天竜川水運と東海道本線を… | |
| 82 | 旧東海道を走った軌道 ── 中泉軌道のルートと松並木の記憶 | 交通/記憶 | 中泉駅付近から旧東海道、一言橋、森下、池田橋へ。中泉軌道が通ったとされるルートを… | |
| 83 | 光明電気鉄道の夢 ── 見付と二俣を結ぼうとした高速電車 | 交通 | 新中泉から見付、岩田、上野部を経て二俣町へ。地方鉄道として異例の電化規格を持った… | |
| 84 | 光明電鉄19駅一覧 ── 新中泉から二俣町までをたどる | 史料/交通 | 光明電気鉄道の停留所を含む19駅を、新中泉からの距離とともに一覧表にまとめる。現… | |
| 85 | いま残る光明電鉄の痕跡 ── 平松駅、二俣口、トンネル、マンホール | 交通/記憶 | 平松駅跡のホーム跡、二俣口駅跡と阿蔵トンネル、駅前で見つかった光明電鉄のマンホー… | |
| 86 | 久根鉱山、木材、天竜川 ── 鉄道が運ぼうとしたもの | 交通/暮らし/記憶 | 天竜川の水運、久根鉱山の鉱石輸送、木材と地域産品。中泉軌道と光明電気鉄道が支えよ… | |
| 87 | なぜ鉄路は消えたのか ── バス、三信鉄道、過剰投資の時代 | 交通 | 自動車輸送の普及、三信鉄道の整備による鉱山輸送ルートの変化、重い設備投資。中泉軌… | |
| 88 | 磐田が戦場になった時代 ── 一言坂・三ケ野・社山城・匂坂城 | 記憶 | 元亀3年の武田信玄による遠江侵攻。一言坂の戦い、本多忠勝の殿、三ケ野坂、社山城・… | |
| 89 | 旧東海道と国道1号・県道の主役交代 ── 磐田バイパスが変えた道の地図 | 交通/記憶 | 見付の旧東海道が国道1号として拡幅され、渋滞に悩んだ末に磐田バイパスへ主役を譲る… | |
| 90 | 熊野絵巻を読む ── 熊野・千手・朝顔、三人の女性たちの物語 | 記憶 | 行興寺の熊野絵巻の詞書に基づき、熊野だけでなく千手・朝顔を含む三人の女性と平宗盛… | |
| 91 | 熊野絵巻の成立をめぐる論争 ── 室町か、江戸か | 社寺/記憶 | 県指定文化財としての「室町時代」という指定を否定せず、熊野絵巻の制作年代をめぐる… | |
| 92 | 熊野道場由来記と熊野寺旧跡之畧縁起 ── 行興寺草創の二つの物語 | 社寺/記憶 | 行興寺に伝わる内容の食い違う二つの草創縁起を、断定せずに読み比べる寺院縁起編。 | |
| 93 | 行興寺の近世史 ── 徳川家康の伝承と朱印地の古文書 | 沿革/社寺 | 慶長8年の朱印地寄進伝承を、江戸期の嘆願書・減免願という実際の古文書に基づいて掘… | |
| 94 | 天竜川の地形と歴史 ── 平地の生い立ちと川筋の移りかわり | 沿革/記憶 | 天竜川平地の地形・地質と生い立ち、江戸期以降の川筋の西遷、金原明善らの治水事業ま… | |
| 95 | 熊野御前ものがたり ── 池田に生きた伝説の女性と行興寺 | 社寺/記憶 | 磐田市池田に伝わる熊野御前の伝説を、行興寺の熊野道場由来記や謡曲「熊野」、地名「… | |
| 96 | 熊野絵巻 ── 池田の熊野信仰と中世交通を、絵巻という語りの形式から読む | 社寺/記憶 | 県指定・絵画。池田に伝わる文化財を、公式指定情報と豊田地区の地域史から読み直す。 | |
| 97 | 熊野の長フジ ── 国指定とも関わる長フジを、池田の熊野御前伝承と文化的景観から読み直す | 暮らし/記憶 | 県指定・天然記念物。池田に伝わる文化財を、公式指定情報と豊田地区の地域史から読み… | |
| 98 | 池田やかた祭り ── 熊野御前伝承と池田荘の記憶を、祭りのかたちから読み直す | 祭り/暮らし | 市指定・無形民俗文化財。池田に伝わる行事を、公式指定情報と豊田地区の地域史から読… | |
| 99 | 大めし祭り ── 大飯を供える農村祭礼から、富里の生産と共同体を読む | 祭り/暮らし | 市指定・無形民俗文化財。富里に伝わる行事を、公式指定情報と豊田地区の地域史から読… | |
| 100 | 加茂大念仏 ── 盆の念仏行事から、加茂に残る供養と集落の記憶を読む | 祭り/暮らし | 市指定・無形民俗文化財。加茂に伝わる行事を、公式指定情報と豊田地区の地域史から読… | |
| 101 | 賀茂神社特殊神饌 ── 神饌のかたちから、加茂の食と信仰を地域史として読む | 祭り/暮らし | 市指定・無形民俗文化財。加茂に伝わる行事を、公式指定情報と豊田地区の地域史から読… | |
| 102 | 映画『お別れの歌』と磐田の風景 | 記憶 | 磐田市内で撮影された映画『お別れの歌』を、今の磐田が映像として残された文化的出来… | |
| 103 | 池田荘と「葛巻」 ── 地名に残る中世の荘園 | 沿革/記憶 | 小立野・西之島の「葛巻」と松尾大社領・池田荘の記憶を読む。 | |
| 104 | 「堤外」と「内郷堤」 ── 天竜川の堤が分けた土地 | 記憶 | 旧豊田町にくり返し現れる「堤外」の地名から、川と堤の境を読む。 | |
| 105 | 弥藤太島・気子島 ── 「島」のつく地名と低地の暮らし | 記憶 | 「島」のつく地名から、天竜川低地の微高地と暮らしを読む。 | |
| 106 | 上新屋「半場名」と、天竜川左岸の新田開発 | 沿革/記憶 | 上新屋の小字「半場名」から、新田開発と人名由来地名を読む。 | |
| 107 | 上万能「挑燈野」 ── 古戦場と伝わる野の名 | 記憶 | 上万能に伝わる「挑燈野」を、一言坂の戦いとあわせて読む。 | |
| 108 | 森下・森本・立野 ── 「森」と「立野」の地名を歩く | 社寺/記憶 | 森下・森本・立野に残る森、野、寺跡の記憶を読む。 | |
| 109 | 富丘・東原 ── 台地に開けた「原」と「丘」のまち | 記憶 | 富丘・東原・高見丘から、旧豊田町北部の台地利用を読む。 | |
| 110 | 池田宿の賑わいと本陣の記憶 ── 天竜川東岸の宿場と東海道の玄関口 | 交通 | 天竜川の渡船を控えた東海道の交通の要衝であり、多くの旅人や大名が滞在した「池田宿… | |
| 111 | 船頭自治と徳川家康の朱印状 ── 天竜川左岸・池田船頭衆の特権と自立史 | 交通 | 天竜川の激流を渡る高度な技術を持ち、徳川家康から数々の特権(朱印状)を与えられた… | |
| 112 | 金原明善と天竜川治水の足跡 ── 「暴れ天竜」に挑んだ治水開拓者と森林保護の思想 | 記憶 | 「暴れ天竜」と恐れられた大河の治水に生涯と全財産を捧げた「金原明善」。上流部の植… | |
| 113 | 小銚子塚古墳と周辺の古墳群 ── 銚子塚に連なる巨大古墳の系譜と古代の首長系譜 | 記憶 | 国指定史跡である銚子塚古墳に隣接する「小銚子塚古墳」と、磐田原台地西縁に築かれた… | |
| 114 | 井通村の成立と近代の教育・水利 ── 天竜川左岸の豊かな低地を拓いた近代農村の歩み | 沿革 | 明治22年(1889年)、低地の農業地帯である小立野、西之島、宮之一色などの村々… | |
| 115 | 富岡村の開拓と磐田原台地西縁の農業 ── 水なき台地を緑の茶園に変えたフロンティアの歴史 | 沿革 | 磐田原台地の西の縁に位置する加茂、岩井、明ケ島などのエリアが合併して生まれた「富… | |
| 116 | 天竜川の「暴れ天竜」と決壊の歴史 ── 洪水との戦いと、豊田地区に刻まれた水害の記憶 | 記憶 | 数十回にわたり周囲の村々を呑み込ん込んできた「暴れ天竜」の歴史。明治16年の大洪… | |
| 117 | 社山と古代・中世の山岳信仰・砦の記憶 ── 豊田地区北端の霊峰と戦国乱世の砦跡 | 社寺/記憶 | 豊田地区の北端に聳え、古くから修験道や山岳信仰の対象とされてきた「社山(やしろや… | |
| 118 | 池田やかた祭りと天白神社の祭礼 ── 天竜川の渡しの里に伝わる厄流し | 祭り | 磐田市豊田地区・池田に伝わる市指定無形民俗文化財「池田やかた祭り」と、鎮守・天白… | |
| 119 | 豊田町への合併と近代行政のあゆみ ── 井通・池田・富岡の三村が紡いだ合併の歴史 | 沿革 | 明治から大正、昭和にかけて、天竜川流域の村々がどのように統合し、かつての「豊田町… | |
| 120 | 磐田タイムトラベル地図 | 地図/社寺/祭り/交通/記憶 | 古墳、遠江国府、国分寺、見付宿、祭礼、湊、学校を固定SVG地図と時代別カードでた… | |
| 121 | 磐田郡という広がり ── 旧磐田市の外側にあった村々 | 沿革/記憶 | 古代の郡、明治の郡制、昭和の編入合併をつなぎ、旧磐田市の外側にあった村々を整理す… | |
| 122 | 古地図に村の名を探す ── 戸別明細図と旧高帳の読み合わせ | 地図/沿革/記憶 | 旧高帳、戸別明細図、現在の公図を読み合わせ、消えた村名や字名を調べる方法を整理す… | |
| 123 | 旧磐田市の成り立ち ── 村から町、町から市へ | 沿革/記憶 | 江戸期の村名、町村制、磐田町成立、市制施行、2005年合併までを地名の記憶として… | |
| 124 | 天竜川がつくった村、流した村 ── 池田・掛塚と渡しの記憶 | 沿革/交通/記憶 | 暴れ天竜、旧河道、池田の渡し、掛塚湊を通して、川がつくった村と流した村の記憶を読… | |
| 125 | 「新田」と名のつく土地 ── 江戸の開発が刻んだ磐田の地名 | 沿革/記憶 | 寺谷新田、源平新田、太郎馬新田、宇兵衛新田など、江戸期の新田開発が残した地名を読… | |
| 126 | 旧豊田町の地名と、土地の記憶 | 沿革/記憶 | 『豊田町地名地図』を歩き、旧豊田町の地名と土地の記憶をたどる。 | |
| 127 | 加茂・寺谷の歴史 | 沿革/記憶 | 遠江有数の農業地帯・加茂と寺谷の変遷。 | |
| 128 | 池田の渡し ── 天竜川をわたる東海道 | 交通/記憶 | 天竜川を舟でわたった東海道の渡し場。 | |
| 129 | 東海道新田の歴史 | 交通/記憶 | 東海道沿いに開かれた新田の歩み。 | |
| 130 | 一言坂の戦いと、本多忠勝の殿 | 記憶 | 一言坂に刻まれた戦国の殿戦の記憶。 | |
| 131 | 行興寺と熊野(ゆや)の長藤 | 社寺 | 熊野御前ゆかりの行興寺と国天然記念物の長藤。 | |
| 132 | 銚子塚古墳と、遠江を治めた王の眠り | 記憶 | 県内有数の前方後円墳・銚子塚古墳。 |
どこから読むか迷ったら ── 時間の道しるべ
時代の流れに沿って読みたい方は、この順でどうぞ。
歩いて出会える記憶 ── 豊田の主な文化財・史跡
読み物でたどった記憶の多くは、いまも町のあちこちに形として残っています。『ふるさと散歩』(磐田市教育委員会文化財課)ほかをもとに整理しました。指定内容は変更されることがあります。
| 名称 | 指定区分 | ひとこと | 磐田物語の記事 |
|---|---|---|---|
| 行興寺の長フジ | 国・県指定天然記念物 | 熊野御前ゆかりと伝わる、花房の長い藤棚。 | 記事を読む |
| 熊野絵巻 | 県指定 | 熊野御前の物語を描いた絵巻物。 | 記事を読む |
| 行興寺の宝篋印塔(熊野御前の墓と伝) | 市指定 | 熊野御前の墓と伝わる石塔。 | 調査予定 |
| 池田の渡し・一里塚跡(宮之一色) | 街道遺構 | 天竜川を渡った東海道の渡し場と一里塚の跡。 | 記事を読む |
| 寺谷用水(平野重定) | 世界かんがい施設遺産(関連) | 江戸期に拓かれ、今も台地の農地を潤す用水。 | 調査予定 |
残り10件の文化財・史跡を見る
| 名称 | 指定区分 | ひとこと | 磐田物語の記事 |
|---|---|---|---|
| 諏訪神社のヤマモモ | 市指定 | 諏訪神社の境内に育つ市指定天然記念物の巨木。 | 調査予定 |
| 池田やかた祭り | 市指定 | 麦わらの屋形を天竜川へ流す、無形民俗文化財の厄流し。 | 記事を読む |
| 大めし祭り | 市指定 | 豊作を願い大量の飯を供える、市指定の伝統行事。 | 記事を読む |
| 長森かうやく関係資料 | 市指定 | 長森に伝わる膏薬づくりにまつわる市指定資料。 | 調査予定 |
| 絹本着色西之島学校図 | 市指定 | 明治期の西之島学校の姿を描いた市指定の絵画。 | 調査予定 |
| 東原報徳井戸 | 市指定 | 報徳の教えにもとづき掘られたと伝わる市指定の井戸。 | 調査予定 |
| 加茂東十王堂十王像群 | 市指定 | 加茂東の十王堂に伝わる市指定の十王像群。 | 調査予定 |
| 加茂大念仏 | 市指定 | 加茂の地に伝わる市指定の念仏踊り。 | 記事を読む |
| 賀茂神社本殿と特殊神饌 | 市指定 | 賀茂神社の本殿と、祭礼に供える特殊な神饌。 | 記事を読む |
| 一言坂の戦跡 | 古戦場 | 徳川方が武田勢を相手に殿をつとめたと伝わる古戦場。 | 記事を読む |
「調査予定」の項目は、資料確認・現地確認ののち、順次読み物として公開します。この一覧は地区の記憶の目次を兼ねており、記事が増えるたびにリンクへ置き換わります。
豊田の成り立ち ── 富岡村・井通村から豊田町へ
こうした記憶を生んだ豊田という町が、行政のうえでどう歩んできたか。おおまかな流れは次のとおりです。
富岡村・井通村 明治22年(1889年) → 豊田村 昭和30年(1955年) → 豊田町 昭和48年(1973年) → 新・磐田市 平成17年(2005年)
町村制で発足した富岡村と井通村が合併して豊田村となり、町制施行で豊田町へ。平成の大合併で現在の磐田市の一部となりました。沿革の年表、旧町村・大字の対応、現在の学校区と大字は、別ページで詳しく整理しています。
豊田の記憶を、次の世代へ
この地区に関する古写真、古い地図、昔の屋号、商店、学校、祭り、建物、地名、言い伝えなどの情報を募集しています。確実な史料だけでなく、「昔こう聞いた」という記憶も、地域を記録する大切な手がかりです。確実な史料と地域の記憶は分けて整理し、次の世代へ手渡していきます。
この土地・家の記憶を残したい方へ
豊田をはじめ磐田市・袋井市で、相続した実家・空き家・土地建物のご相談を、地域で暮らし不動産に関わる立場から承っています。
作成方針・参考資料
作成方針
旧町村の沿革、現在の学校区、大字、生活圏を総合して分類する。断定できない情報は「要確認」「調査中」と明記する。地域の記憶は史実と分け、集合知として集めて随時更新する。
参考資料・出典
磐田市公式資料(地区別人口・通学区域ほか)/『豊田町』『磐田市』ほか沿革に関する公開資料/磐田市教育委員会文化財課『ふるさと散歩 豊田編』/磐田市史・旧町村史・地域資料/佐口行正氏所蔵史料
古い地名や集落の成り立ちを調べていると、家や土地には、登記簿だけでは分からない地域の記憶が残っていることがあります。相続した家、空き家、使わなくなった土地について、「売る・貸す・残す」の前に、一度整理して考えたい方は、富士ヶ丘サービス株式会社までご相談ください。