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松岡萬 ── 幕末維新を生きた遠州の人物
幕末維新を生きた人物・松岡萬と郷里(向陽)との関わりを、薄い顕彰記録をどう史料批判するかという方法論から、同名人物との同定を保留しつつ検討する学術論考。大石浩之の磐田論考 第98号。
大島の鰐口 ── 南北朝期の信仰と水辺の集落
大島の低地に伝わる南北朝期の鰐口(県指定)を手がかりに、中世の信仰と水辺の集落を、物質資料から集落史への推論階梯を史料批判しつつ検討する学術論考。堀越氏延の鰐口と比較。大石浩之の磐田論考 第97号。
熊野絵巻 ── 池田の熊野信仰と中世交通
池田・行興寺に伝わる熊野絵巻(県指定)を、絵巻という語りの形式・中世の熊野信仰・天竜川の中世交通の観点から、指定情報を史実、制作年代・内容を推定として腑分けして検討する学術論考。大石浩之の磐田論考 第96号。
磐田郡という広がり ── 旧磐田市の外側にあった村々
「磐田郡」という枠組みを手がかりに、律令制の郡から近代の郡制、町村制・郡再編・郡制廃止・昭和平成の合併までの郡域の変遷を、境界の揺れを未確認と明記して検討する学術論考。大石浩之の磐田論考 第95号。
西貝塚から安久路・城之崎へ ── 田園から市街へ変わった地域
西貝塚から安久路・城之崎にかけての地域が田園から市街地へ変わった近現代の変容を、考古・農村・工業化・住宅地化の四層に腑分けし、固有名を未確認として留保しつつ検討する学術論考。大石浩之の磐田論考 第94号。
旧豊田町の地名 ── 土地の記憶を読む
旧豊田町(天竜川左岸)の地名を川・田・道・屋敷と祈り・台地の五類型に腑分けし、加茂や葛巻の由来を諸説併記しつつ、地名が土地の履歴を層として保存する仕組みを読む学術論考。大石浩之の磐田論考 第93号。
於保と大池 ── 南部低地の水と村
南部の於保地区と大池を手がかりに、低地・農地・水がつくった南の集落の成立・生業を、地形と水利の一般論を史実、来歴を未確認として腑分けして検討する学術論考。大石浩之の磐田論考 第92号。
平井顕斎 ── 豊浜中野に生きた遠州の南画家
豊浜中野に生きた南画家・平井顕斎の生涯と画業を、二度の江戸遊学(文晁門・崋山周辺)と遠州画壇での位置に即し、生没年など未確認事項を明記して検討する学術論考。大石浩之の磐田論考 第91号。
十郎島と川袋 ── 天竜川の中州に生きた村
天竜川下流の十郎島・川袋という中州・低地の村の成立・地名・暮らしを、水塚・輪中堤・治水の視点から、地名由来を推定・未確認と明記して検討する学術論考。大石浩之の磐田論考 第90号。
匂坂・寺谷・岩田 ── 台地のへりに並ぶ村々の地形読み
磐田原台地の縁に並ぶ匂坂・寺谷・岩田の村々の立地・地名・成り立ちを、崖線立地を軸に、地名の読みの揺れを諸説併記しつつ検討する学術論考。大石浩之の磐田論考 第89号。
絹本着色釈迦十六善神画像 ── 遠州灘の集落に伝わる中世仏画
遠州灘に近い集落に伝わる絹本着色釈迦十六善神画像(中世仏画)を手がかりに、大般若経信仰と海辺の信仰を、指定情報を史実、伝来を未確認として腑分けして検討する学術論考。大石浩之の磐田論考 第88号。
磐田駅に残る旧中泉駅の記憶 ── 駅舎・ホーム・跨線橋を読む
磐田駅(旧中泉駅)に残る駅舎・ホーム・跨線橋の鋳鉄柱などの鉄道遺構から、駅そのものの歴史を、開業から改称・改築の四代を史料に即して読み解く学術論考。大石浩之の磐田論考 第87号。
徳川家康と三方原合戦 ── 見付を通った遠江攻略
元亀3年(1572年)の武田信玄の遠江侵攻と三方原合戦を、見付・磐田を通った遠江攻略の経路の視点から、史実・推定・伝承を書き分けて総合する学術論考。大石浩之の磐田論考 第86号。
幕末の磐田地方と民衆の不安 ── 世直しへの胎動
幕末の磐田地方における民衆の不安を、災害・物価高・黒船という三つの圧力の社会史として腑分けし、遠州・見付への波及を推定・未確認と明記しつつ民衆宗教に接続する学術論考。大石浩之の磐田論考 第85号。
広瀬村と神増・社山 ── 豊岡の谷に開けた村々
豊岡の広瀬村と神増・社山の集落の成立・地名・信仰を、町村制による成立を史実、社山の由来を信仰起源説と地形城郭説に併記して検討する学術論考。大石浩之の磐田論考 第84号。
大めし祭り ── 大飯を供える農村祭礼
富里に伝わる「大めし祭り」の所作と意味を、公式確認事項を史実、豊穣祈願・通過儀礼の解釈を推定として腑分けし、祭礼食が生産と共同体を結ぶ構造として検討する学術論考。大石浩之の磐田論考 第83号。
堀越氏延の鰐口 ── 見付端城主が寄進した金属の証言
大永2年(1522年)銘の鰐口を寄進した見付端城主・堀越氏延を、鰐口の銘文四行を一次史料として精読し、堀越氏の実像を史料の限界に留意して検討する学術論考。大石浩之の磐田論考 第82号。
太刀 銘成高 ── 一振りの刀にみる中世遠江の武家文化
見付伝来の県指定文化財「太刀 銘成高」を入口に、中世遠江の武家文化・刀工比定・奉納の背景を、指定情報を史実、作者・作刀段階を推定として腑分けして検討する学術論考。大石浩之の磐田論考 第81号。
鹿島神社のたたきごぼう ── 向陽に残る祭礼食と信仰
向陽・鹿島神社に伝わる祭礼食「たたきごぼう」の所作と象徴を、食・神饌・鹿島信仰の三背景から読み、由来・起源年代を推定・未確認として腑分けする学術論考。大石浩之の磐田論考 第80号。
敷地村の成立と山村の記憶 ── 敷地川がむすんだ谷の集落
敷地川の谷に開けた敷地村の成立と山村の生業・信仰を、町村制による成立を史実、旧村と大字の対応を推定、寺社祭礼を伝承として腑分けして検討する学術論考。大石浩之の磐田論考 第79号。