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佐口行正氏所蔵史料を読む ── 一つの家が守った約340点の意味
見付の旧家・佐口行正氏所蔵の引札・浮世絵・古地図・絵葉書・祭礼写真など約340点の史料群を、目録という形式そのものを対象に、個人アーカイブが地域史に果たす役割と限界を史料学的に検討する学術論考。大石浩之の磐田論考 第179号。
南御厨という生活圏 ── 低地・農地・水路がつくった独立の村
南御厨地区を、御厨の付属ではなく低地・水田・水路がつくった独立した生活圏として、地形・水利を史実・推定、旧集落のまとまりを推定に腑分けし、なぜ人が住み農地が広がったかを読む総論。大石浩之の磐田論考 第178号。
アキザキヤツシロランを読む ── 社寺林が守った腐生植物の生態と記憶
中泉・城之崎の福王寺境内に群生するアキザキヤツシロラン(腐生植物)を、天然記念物指定という制度・社寺林という環境・菌への依存という生態から、指定情報を史実、分布の背景を推定に腑分けして読む学術論考。大石浩之の磐田論考 第177号。
見付という都市 ── 古代国府から26町内へ、まちの重層を読む
見付を、遠江国府・国分寺の古代から東海道見付宿・旧見付学校・現代の26町内へと積み重なった重層都市として、各層の年代を史実・推定に腑分けし、町内という単位の成り立ちを史料批判的に読む学術論考。大石浩之の磐田論考 第176号。
掛塚祭の竹馬を読む ── 祭具が伝える湊まちの子どもと通過儀礼
掛塚祭の「竹馬」という祭具・行事を、湊まち掛塚の子どもと通過儀礼の視点から、指定・記録情報を史実、成立年代を不詳=未確認として腑分けし、祭具が伝える地域の記憶を史料批判的に読む学術論考。大石浩之の磐田論考 第175号。
福田の夏と盆 ── 供養・水辺・家の記憶をめぐる年中行事
福田の夏から盆の年中行事(施餓鬼・盆・水辺の供養ほか)を、福田町教育委員会『年中行事と昔ばなし』を主資料に、記録された行事を史実、由来の語りを伝承として腑分けし、死者供養と水辺の記憶を史料批判的に読む学術論考。大石浩之の磐田論考 第174号。
磐田を時代で歩く ── 古墳・国府・宿場・祭りをつなぐ通史の試み
古墳・遠江国府・国分寺跡・見付宿・府八幡宮・見付天神裸祭・掛塚祭を、地図と時代でつなぐ磐田通史の試みを、各要素の年代を史実・推定に腑分けし、通史という枠組み自体を史料批判的に検討する学術論考。大石浩之の磐田論考 第173号。
御厨地区総論 ── 古い地名と新しい暮らしが重なる磐田東部
磐田市東部の御厨地区を、鎌田・新貝などの古い地名・寺社・旧道と、御厨駅(2020年開業)による住宅地化の重なりから、地形と土地利用を史実、集落成立を推定に腑分けして読む総論。大石浩之の磐田論考 第172号。
行興寺の近世史 ── 家康朱印地の伝承と江戸期古文書を読む
行興寺に残る江戸期の嘆願書・減免願などの古文書から、慶長8年(1603年)に徳川家康が寄進したと伝わる朱印地をめぐる近世寺院の実態を、伝承と文書の記載を腑分けし、財政難と天竜川水害を史料批判的にたどる学術論考。大石浩之の磐田論考 第171号。
旧赤松家門・塀を読む ── 近代和風の遺構と保存の論理
見付の旧赤松家の門・塀を、近代和風建築の遺構・登録文化財として、建造年代を史実、意匠の系譜を推定に腑分けし、遺構が何を語り何を語らないかを保存の論理とあわせて史料批判的に読む学術論考。大石浩之の磐田論考 第170号。
南部地区の生い立ち ── 天竜川がつくった村、人が守った村
南部地区の生い立ちを、天竜川下流の低地・砂丘地と於保庄・長野村という旧村のまとまりから、町村沿革を史実、大字の記憶を推定・伝承に腑分けして整理する学術論考。大石浩之の磐田論考 第169号。
熊野絵巻を読む ── 熊野・千手・朝顔、三人の女性の物語
行興寺に伝わる熊野絵巻の詞書を、熊野だけでなく千手・朝顔という二人の女性も描く物語として、詞書そのものの構造から、記載を史実、比定を推定に腑分けして読む学術論考。大石浩之の磐田論考 第168号。
掛塚祭屋台囃子を読む ── 無形民俗文化財としての湊まちの音
掛塚祭の屋台囃子を、無形民俗文化財という制度的枠組みと湊まち掛塚の記憶の両面から、指定情報を史実、成立年代を不詳=未確認として腑分けし、囃子の伝承と担い手の変容を史料批判的に読む学術論考。大石浩之の磐田論考 第167号。
二之宮はなぜ中泉と一つになったか ── 明治の合併と鹿苑神社
二ノ宮村が1889年に中泉町へ合併した経緯を、町村制・郡の枠組みから、合併年代を史実、二之宮=遠江二宮(鹿苑神社)とする地名由来を諸説併記の推定として腑分けし、住所に残る二之宮系地名まで読む学術論考。大石浩之の磐田論考 第166号。
天竜浜名湖線と豊岡 ── 豊岡・敷地・上野部の鉄道記憶
豊岡地区の豊岡駅・敷地駅・上野部駅を、二俣線から天竜浜名湖線への変化という地域交通史として、開業・転換の年代を史実、駅が地域に与えた意味を推定に腑分けして読む学術論考。大石浩之の磐田論考 第165号。
福田の年中行事 ── 正月から春への村の信仰暦
福田の正月から春の年中行事(裸参り・正五九祭・朝観音・節分・初午ほか)を、福田町教育委員会『年中行事と昔ばなし』を主資料に、記録された行事を史実、由来の語りを伝承として腑分けし、村の信仰暦を史料批判的に読む学術論考。大石浩之の磐田論考 第164号。
池田やかた祭りを読む ── 無形民俗文化財としての祭りと記憶
豊田・池田の池田やかた祭りを、市指定無形民俗文化財という制度的枠組みと地域の記憶の両面から、指定情報を史実、由来伝承を伝承として腑分けし、祭りの継承と変容を史料批判的に読む学術論考。大石浩之の磐田論考 第163号。
中泉代官所と天領の統治 ── 御殿と代官所を分けて読む
中泉に置かれた中泉代官所を、徳川家康の中泉御殿と天領を治めた代官所に腑分けし、林鶴梁・前島密ら人物の事績を史実・通説に区別しつつ、移築門・御殿遺跡から統治の空間を読む学術論考。大石浩之の磐田論考 第162号。
西光寺のイヌマキを読む ── 巨樹・天然記念物・寺の時間
見付・西光寺のイヌマキ(巨樹)を、天然記念物指定という制度・樹齢の推定・寺の由緒が交わる対象として、樹齢を推定、指定年を史実に腑分けし、巨樹が刻む時間を史料批判的に読む学術論考。大石浩之の磐田論考 第161号。
千手前の足跡を読む ── 向陽の地名と人の記憶を史料批判する
向陽地区の千手前(千寿の前)という地名を、人物伝承と土地の記憶が交わる小地名として、確認できる要素と推測・伝承を腑分けし、地名から人物像を復元する試みの限界を史料批判する学術論考。大石浩之の磐田論考 第160号。